開催され、無事、1年間を共に戦う精鋭10頭が決まりました。
ドラフト前から各々で予想されていたように、
一般的な良血馬の指名が少なく、全体を通しての競合も
わずか2回に止まりましたw
有名どころでは、エレクトロキューショニストの弟が8位、
アサクサキングスの弟が7位、エアグルーヴの仔が6位、など…
そして例年のお決まり、ウインドインハーヘアの仔を指名した人はゼロ。
そんな捻くれ者の集いの中で行われたドラフト。
その結果を、自己満足のレビューと共に紹介していきます。
1位・・・トーセンジョーダン ♂ 厩舎未定
(ジャングルポケット×エヴリウィスパー)
昨年の1歳馬セレクトセールで17000万円という破格の値段で落札さ
れた馬です。
血統は申し分なく、母は超優秀なクラフティワイフの牝系。
距離にも融通が利き、どんなタイプの種牡馬でもクズを出しません。
ジャンポケ産駒の活躍筆頭格といえばトールポピー。
牡馬ではトーセンキャプテンでしょうか。
共に母父がサンデーサイレンス、この馬はノーザンテースト…
この仔が活躍するようになれば、ジャンポケも本物でしょう。
トールポピー、トーセンキャプテンを管理している角居厩舎に
入りそうなのも大きな利点です。
2位・・・ローレルポラリスの06 ♂ 厩舎未定
(アグネスタキオン×ローレルポラリス)
オータムセールにてディアレストクラブが落札。
ディアレストのほうで育成されて、先日行われたひだかTRセールに。
そこの公開調教で抜群の動きを見せて、岡田繁幸総帥が一目惚れ。
4000万円という価格で落札され、早くも来年のクラシックに期待が
掛かっている馬です。
ローレルポラリスの母はセブンレットウ。
アインブライドやハスラーの母でもあります。
早くから動ける血統で、この時期に破格の時計を出し、
いま一番ノッているアグネスタキオンが父親、とくれば、
期待してしまうのも無理はないでしょうw
予定では、サダムイダテンを管理する中村均調教師のもとへ。
3位・・・ポーラシークエンス ♀ 栗東:松元茂
(アグネスデジタル×タイキポーラ)
現役時代の、マーメイドSでの印象がとてつもなく大きい母。
あの1レースで相当のポテンシャルを感じさせられました。
しかし、タイキポーラ自身の仔は、初仔が地方へ転厩、
あとの2頭は未だデビューすらしていない状況。
でも今年の2歳は違います。
俺でも分かる素晴らしい馬体、そしてキャロットクラブの所属馬だけ
あって、既に乗り込みも進んでおり、早期のデビューも見込めるとか
とにかく、栗毛の馬体が素晴らしくよく見えます。
来年の桜花賞で待っていますw
4位・・・スマートウェーブ ♀ 栗東:大久保龍
(ネオユニヴァース×フロムファースト)
昨年のスイートピーSを快勝したスマートカスタムの妹。
2着だったラブカーナはその後のオークスでも好走したように、
この馬自身の能力は疑いようのないものでしたが…
引退してしまった姉の雪辱を晴らすべく樫の女王へ。
新種牡馬ネオユニヴァースは、マンハッタンカフェ同様、
社台グループの中で“サンデーサイレンスに一番似た種牡馬”と
言われています。
母親フロムファーストはSS系との相性がいいのかも。
5位・・・パーフェクトケン ♂ 美浦:萱野
(Tiznow×Perfect Probe)
○外の所有馬の質が物凄く高かったことで有名な藤田与志男オーナー。
昨年の2歳馬チャンピオン、ゴスホークケンを始め、
数々の外車を日本で活躍させてきました。
しかし、今年5月に藤田オーナーが逝去。
ご夫人の藤田在子さんが所有馬を受け継ぐ形で、現役馬が走ります。
その藤田オーナーが昨年のセプテンバーイヤリングセールで
落札したこの馬。
トキオパーフェクトの半弟で、3代母のProdiceまで遡れば、
ザッツザプレンティやバブルガムフェローの牝系と繋がります。
父ティズナウはBCクラシックを連覇した名馬。
芝適正はどうか分かりませんが、そこは母系の底力に期待します。
もし走れなくても、ダートでは相当の走りが期待できると信じて。
6位・・・ナムラタイシ ♂ 栗東:松永昌
(タニノギムレット×ナムラヒスイ)
母はナムラサンクスの全妹。
タニノギムレットとの仔で、これが2番目の仔です。
仕上がり早なところも見せていて、既に阪神開催でのデビューが
予定されています。
使って良さそうなギムレット産駒で、この時期から使えるのは
かなり好材料なのではないでしょうか。
その上、血統表を見る限りでは、単なる早熟馬とは思えません。
奥深い成長を遂げ、願わくばクラシック出走へ。
7位・・・ラストノーマジーンの06 ♂ 美浦:小島太
(メイショウドトウ×ラストノーマジーン)
素晴らしい馬体、その一言に尽きます。
鬣、尻尾はブロンドに輝く綺麗な色、つまり尾花栗毛。
バランスも素晴らしく、競馬場で優雅に走る姿が想像出来ます。
各POG雑誌でも、馬体写真は拝む事が出来、
牧場関係者の方々のコメントも、「全てが平均点以上」と、
POGでも重要な“欠点の無い”馬に育っているようです。
ドトウの仔で目立った活躍馬は出ていませんが、
母父タイキシャトルでスピードを補正し、秋の東京開催で
華々しくデビュー戦を飾ってくれる事を祈っています。
ちなみに馬主はメイショウドトウと同じ松本好雄オーナー。
ドトウ産駒ではメイショウサブリナの仔のほうが注目されていますが。
8位・・・ホーマンライズ ♀ 栗東:安田隆
(マヤノトップガン×グッドミセスマーフィー)
ホーマンアピールの弟。ホーマンアピールといえば、
3歳の春に短距離戦線で活躍した馬です。
自分のイメージとして、ロベルトとミスプロの組み合わせは、
非常に相性のいいもので、芝でもダートでも走れる印象。
このホーマンライズも、母父はMiswakiと、ミスプロ系の中でも
BMSとして超優秀な種牡馬になっています。
距離の融通性はマヤノトップガンに託し、牝馬クラシック路線へ
9位・・・マイネルブリオッソ ♂ 美浦:萩原
(ステイゴールド×タヤスオドリコ)
セレクトセール2006の当歳セールに上場された同馬。
とにかく、めちゃくちゃ馬体の印象がよく、おそらくこのブログでも
取り上げていると思われますが、まさに一目惚れでした。
一見すると、ステイゴールドにミルジョージという、
とてつもなく地味な血統構成で、
「よくこれでセレクトセールに上場できたなぁ」と思います。
つまり、社台関係者の目にも馬体の素晴らしさが認められたのでしょう。
落札者はビッグレッドファーム。
岡田総帥か、そのご子息かは分かりませんが、ここでも馬体の良さを
評価されたのではないでしょうか。
ラフィアンの近状報告によれば、ここ最近の急成長振りには
目を見張るものがある、ということ。
おそらく、各POG雑誌でも名前さえ出てきていない同馬ですが、
こういうところから穴馬というのは出てくるのでは。
10位・・・リーチマイドリーム ♂ 美浦:小笠
(ジェニュイン×リーチマイハーバー)
名前、馬体、成績、シャドーロール、バンテージ、と、
全ての要素が好きなジェニュイン。
かつてはブイロッキーやドンクールなど応援していたのですが、
どうもダートに出る傾向が強く…
この馬は、お父さんほど出ないにしても綺麗な黒鹿毛で、
非常に魅力がありました。
母父はボストンハーバーなので、こいつもダートか?
とも思ってしまいますが、母親自身は芝のレースで好走し、
また、2代母はコイントスの母レトスを産んでいて、
母系の芝適正は間違いないと思われます。
そしてなにより、既に入厩しているのが頼もしい要素。
早くから活躍して、父仔皐月賞親子制覇をw


